Katana Caza Mayor
SPECIAL BREEDING PLAN, 2008
スペシャル・ブリーディング, 2008年 繁殖および仔犬出産情報
A special breeding is planned in La Katana & El Gallardo, 2008.
Please inquire by e-mail in detail.
カタナ・カザ・マヨール犬舎(動物取扱業登録番号 50-059 横浜市)では、
2008年、ドゴ・アルヘンティーノのスペシャル・ブリーディングをプロデュースします。
カタナ犬舎のジェントルでロイヤリティーに溢れる プレミアム・モデル のドゴ・アルヘンティーノ。
それは高度な知識と機能的訓練に基づいたプロデュースによるものです。
そのラインは、名門 アガジャス犬舎(この犬種のバランスを高度な知識で保ち、
狩猟犬としてのこの犬種の姿を名実ともに示してきた犬舎)、
アンタレス犬舎(骨量があり、強く、簡単に獲物を維持する。この犬種の歴史を刻む
カランチョ を作出)、
本犬種創造者家族によるラ・コチャ犬舎(本犬種を維持するために選抜された犬を所有)に直結しています。
狩猟、防衛、家庭犬として、いずれにおいても追随を許さない血統の犬たちです。
カタナ犬舎はドゴ・アルヘンティーノのブリーディングに関して、一つの妥協も許しません。
以下のブリーディング・プランをご覧くださいませ。
単なるショー用や単なる狩猟用などという区分とは一線を画する機能的なドゴ・アルヘンティーノ。
その真髄に、ご期待下さい。カタナ犬舎は全て予約制により仔犬を繁殖し、お譲りしています。
カタナ犬舎がブリードした仔犬たちは、難聴0%、股関節形成不全0%、ライト・アイ0% の健康な犬たちです。
性格も非常に安定しており、家族に対してとても温和です。他者に対しては防衛圏内では強い防衛心を有しています。
また、アメリカのドゴ・クラブの狩猟担当理事により最高の評価を受けた ガウチョ・ディ・ラ・カタナ
のように狩猟において
優秀な本能を示す犬たちです。しかしながら、古い系統を使用しているため、ラ・コチャ犬舎やアガジャス犬舎と同様に
小臼歯の欠歯やアンダーが出てくる場合があります。
詳細については、( 090 ) 3982-3245 までお問い合わせください。
犬を交配させ、仔犬をとることはそれ程難しいことではありません。多くの専門性も有しません。
しかしながら、真剣なブリーディングはとても困難なものです。
私たちカタナ犬舎では、ドゴ・アルヘンティーノのブリーディングにおいて、
『一つの妥協も許さない』という精神で行ってきました。
どのような犬を作るのかという目標によって、選択し、輸入し、ブリードしてきました。
さて、ブリーディングの困難さとは何に起因するのかというと、それは『不可逆性』によるものです。
つまり、失敗してもそれを元に戻すことができないということです。
従って、世界中の多くのブリーダーが失敗してもそのブリードを推し進めてしまいます。これが妥協の一つです。
また、成功と失敗を評価できるためには、自らのブリーディングに目標(狙い)を掲げることが必要です。
狙いがなければ、そのブリードがうまくいっているのか、そうでないのかの判断すらできないというわけです。
さらに、カタナ犬舎が大切にしてきたもの。それは健康であることと、知性および機能です。
本犬種を維持する上で重要なことは第一に健康な精神構造と身体構造を有することです。
そして、本犬種は知的で機能的でなくてはならないということです。
私はユリセス氏やフェルナンド氏と、ドゴのブリーディングにおける究極的要素について話をしたことがあります。
ユリセス氏は「ドゴは確かに狩猟犬である。しかし、多くの時間、コンパニオンであることを忘れてはならない。」
と教えてくれました。フェルナンド氏は「究極は知性的であること」を教えてくれました。
このような教えを参考に、狙いを定め、評価し、次のスーパー・ドッグの作出のために、
世界中のドゴの中から一頭のドゴを選択していく、これが妥協のないブリーディングに努めるということです。
また、仔犬が生まれてから新しいオーナーの手元に行くまでの間も、衛生環境を整え、
離乳期には栄養価の高いフード、粉ミルク、国産牛生肉(ミンチ)を与えています。
そして厳選された新しいオーナーだけが、カタナ犬舎の仔犬を所有することが許されるのです。
Special Breeding Plan A
First Litter, Spring or Autumn, 2008
Katana Antares del Lirio Blanco & Rumba de La Katana

カナダ輸入犬
カタナ・アンタレス・デル・リリオ・ブランコ (写真撮影時2歳7ヶ月)
( エル・ディエゴ・デ・アンタレス × ラ・ソレ・ディ・アンタレス )
×

ヤング・フィメイル・クラス・ウィナー, ベスト・ドゴ 2007, チャンピオン・DACJ 2007
ルンバ・ディ・ラ・カタナ (写真撮影時約1歳10ヶ月)
( Ch.JPN. クオーレ・オブ・カタナ・カザ・マヨール × アルゼンチン輸入犬,
Ch.JPN., National, デュルセ・グロセーラ・ディ・アガジャス )
Special Breeding Plan B
First Litter, Spring or Autumn, 2009
Ringhio Latino de La Katana & Pirca de Antares

カタナ・ブリーディングのニュー・トップ・スター
リンギオ・ラティーノ・ディ・ラ・カタナ (写真撮影時約5ヶ月)
( CD-1, Ch.DACJ, JPN., National, アルパタコ・デ・ラ・カタナ × アルゼンチン(コルドバ)輸入犬, カタナ・カトリエラ・ディ・ラ・コチャ
)
×

アルゼンチン輸入犬
ピルカ・ディ・アンタレス (写真撮影時約3歳)
( ロッコ・ディ・アンタレス × バルロ・ディ・アンタレス )
| No. | 父犬 / Sire | 母犬 / Dam | 犬舎 / Kennels | 仔犬 / Puppies |
| 1 | Quore of Katana Caza Mayor (FCI) ( Imp.USA. Jajome's Ike × Imp.Arg. Lily of Secret Kennels ) |
Dulce Grosella de Agallas (FCI) ( Poquer de Agallas × Rubor de Agallas ) |
La Katana, Inside Breeding, June 7, 2006, 3 males & 3 females | puppies photos |
| 2 | ( Rocco de Antares × Audacity Indiana ) |
( CG. Audacity Alef × Zamba del Indio Blanco ) |
Audacity Kennel/La Katana, Outside Breeding, May 5, 2006 | puppies photos |
| 3 | ( Rocco de Antares × Audacity Indiana ) |
![]() ( Audacity Atraction × Audacity Valentina ) |
Audacity Kennel/La Katana, Outside Breeding, May 24th, 2006 | puppies photos |
| No. | 父犬 / Sire | 母犬 / Dam | 犬舎 / Kennels | 仔犬 / Puppies |
| 4 | ( Rocco de Antares × Audacity Indiana ) |
( Audacity Panda × Audacity Malena ) |
Audacity Kennel/La Katana, Outside Breeding, May 28th, 2006, 4 males & 2 females | puppies photos |
| 5 | ( Rocco de Antares × Audacity Indiana ) |
( Audacity Atraction × Audacity Valentina ) |
Audacity Kennel/La Katana, Outside Breeding, July 3, 2006, 6 males & 3 females | puppies photos |
| 6 | Quore of Katana Caza Mayor (FCI) ( Imp.USA. Jajome's Ike × Imp.Arg. Lily of Secret Kennels ) |
Dulce Grosella de Agallas (FCI) ( Poquer de Agallas × Rubor de Agallas ) |
La Katana, Inside Breeding, Spring, 2007 | no puppies |
| No. | 父犬 / Sire | 母犬 / Dam | 犬舎 / Kennels | 仔犬 / Puppies |
| 7 | Best R. Male 2007, CD-1, Young Male Class Winner 2007, Ch.DACJ, Hawk Hunting Dog Alpataco de La Katana (FCI) ( Ch.JPN. Quore of Katana Caza Mayor × Imp.Arg., Ch.JPN., National, Dulce Grosella de Agallas ) |
Katana Catriela de La Cocha (FCI) ( Best Hunter, Tango de La Tarascada × Lexus de La Cocha ) |
La Katana, Inside Breeding, October 29th, 2007, 3 males & 6 females | puppies photos |
| 8 | Katana Antares del Lirio Blanco (FCI) ( El Diego de Antares × La Sole de Antares ) |
![]() B.Ch.2006, Young Female Class Winner 2007, Best Dogo 2007, Ch.DACJ Rumba de La Katana (FCI) ( Ch.JPN. Quore of Katana Caza Mayor × Imp.Arg., Ch.JPN., National, Dulce Grosella de Agallas ) |
El Gallardo/La Katana, Outside Breeding, 2008 | 予約受付開始 |
| 9 | ![]() Ringhio Latino de La Katana (FCI) ( Baby B.I.S., CD-1, Ch.DACJ, R.B.I.S.2008, Ch.JPN., National, Alpataco de La Katana × Imp.Arg., EX.DACJ2007, Katana Catriela de La Cocha ) |
![]() Pirca de Antares (FCI) ( Rocco de Antares × Barullo de Antares ) |
La Katana, Inside Breeding, 2009 | 予約受付2008年秋以降開始 |
| No. | 父犬 / Sire | 母犬 / Dam | 犬舎 / Kennels | 仔犬 / Puppies |
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私たちは真のドゴ・アルヘンティーノを追求しています。そして現在、真のドゴというものがすでに失われてしまっているのではないかとも考えています。真のドゴは決して美しい見栄えの良い犬ではありません。真のドゴは森の中で数十キロも走ることが可能であり、30分の間、獲物を咬み止め、戦える犬です。真のドゴは一般的に何ものをも恐れず、不屈の闘志を持つたいへん強い犬であり、素晴らしい知性を持たなくてはなりません。そして、どんなときでも飼い主とその家族にはたいへん従順です。美しい精神の中に、強い心を持ちます。ある人はドゴ・アルヘンティーノを次のように表現しました。「鋼の身体に、金の心を持つ犬である」と。このようなドゴだけが真のドゴ・アルヘンティーノです。良い犬と最良(真)のドゴは別物です。カタナ犬舎のプロデュースするドゴ・アルヘンティーノはたいへん気性が安定したジェントルで、ロイヤリティー溢れる犬たちです。しかし、彼らは数百の犬種の中で、危険4犬種に指定されている一頭のドゴ・アルヘンティーノであるということを忘れてはなりません。牡犬はアルファー・ドッグです。飼い主家族には穏やかでスィートで完全に信頼できるビューティフル・マインドの犬たちです。しかしながら、知らない人の侵入を許すことはないでしょう。
カタナ・カザ・マヨール犬舎は営利に関わる犬の繁殖・販売を目的としていません。その中心的な目的はドゴ・アルヘンティーノの究極のタイプ(真のタイプ)に関する研究および追求です。私たちは真のドゴ、すなわち、典型を愛し、機能性を重視したラインを国内・国外の皆様に提供することを常に考えています。真のドゴ・アルヘンティーノに興味関心がある方はお気軽にお問い合わせください。お問い合わせは、e-mail または 携帯電話 (090) 3982-3245 FAX (03) 5487-3277 にてお願いいたします。
オーナー 教育学博士 若島孔文
Katana Caza Mayor Breed
カタナ・ブリードのドゴ・アルヘンティーノは何が違うのか?
近年、イヌ・ゲノムの解読が進んでいます。2001年にはオスのスタンダード・プードル(Shadow)が使用され、ゲノム配列が解読されたという報告がありますし、また、最近では、最も遺伝子の変異が少ないといわれているボクサー(Tasha)を被験体とした研究が行われています(NIH、米国国立衛生研究所 )。犬は78(39対)の染色体を持っています(ヒトは46(23対))。染色体の数は異なるが、ゲノム・サイズ(遺伝子の大きさ、DNAの大きさ)は25億塩基対で、ヒトおよび他の哺乳動物のゲノム・サイズと同程度の大きさでした。現在、ヒトの遺伝子と比較するためのプロジェクトが始動しています。犬では品種改良(人工的な遺伝子交雑)が進んでいるため、色々な病気が発生しやすいことが知られており、それを解明することが、ヒトでの病気発生のメカニズムの手助けとなる可能性があります。犬が罹る遺伝疾患は400種類にものぼり、ほとんどが人間と共通です。このゲノム解析プロジェクトは、もともとヒトの病気の解明に役立てるためのものですがこれをきっかけに、イヌの繁殖に伴って起こる遺伝性疾患の解明も進むことが期待されます。
遺伝とは一続きのDNA(デオキシリボ核酸)、つまり、何兆もの細胞の各々の核の中にある2本の螺旋体です。DNAの二重螺旋は犬の場合、78対の染色体の核を構成し、これは何千もの遺伝子を含んだものです。DNAは螺旋階段に似ており、階段のそれぞれのステップはDNA塩基と呼ばれる分子が一対になったものです。DNA塩基とはリング状の形をした炭素原子と窒素原子を含む分子であり、アデニン、チミン、グアニンそしてシトシンの4種類があります。これら4種類の塩基は1本鎖DNA(階段の一方の側)としてはどんな配列もとり得ます。しかし、完全な2本鎖(階段の他方の側)を形成する条件は制限されています。なぜならば、アデニンはチミンとだけ結合可能であり、グアニンはシトシンとだけ結合可能だからです。すなわちA-T、T-A、G-C、C-Gを可能な結合として含んでいます。DNAは2つの基本的機能を持ちます。それは翻訳と伝達です。翻訳とは本質的物質であるタンパク質をDNAの暗号から作り出す過程を意味しています。DNA複製の忠実性は驚くべきものであり、10億回に一回程度のエラーしか生じません。このエラーを突然変異と呼び、遺伝的変異の究極的原因です。
しかし、行動に対するこの遺伝の影響とは単に影響であり、性向に過ぎないものです。また、生物学的特性は行動的特性より遺伝的影響を示しやすいと考えられがちですが、実際には、数多くのタイプの癌やアレルギーへの罹患しやすさというようないくつかの生物学的特性ではほとんど遺伝的影響が見られないことが示されています。
メンデルは、遺伝子型(genotype)と表現型(phenotype)の区別を明確にしました。彼は対立遺伝子は混じり合うのではなく、後の世代に再び現れうる隠れた影響を持つことを示しました。劣性遺伝子の発現は、両方の常染色体の両方の遺伝子座に劣性遺伝子を持たなければいけないことを示しました。また、もちろん、表現型の異なりは遺伝子型の違いと無関連な場合もあります。全ての遺伝子の3分の1もが変異遺伝子を持っていて、こうした遺伝子型の差は行動特性の差異に全く寄与していないかもしれません。また、フィッシャーはメンデルの提唱した不連続な遺伝の機構について次のような貢献をしています。それは各々の効果は小さな多数の遺伝子が加算されて、集団内で観察可能な個体差を生み出すという仮定です。行動の遺伝を追及する上での基礎をなす量的形質理論です。
行動そのものに対する遺伝子は存在しません。遺伝子とは単にアミノ酸配列をコードし得る化学構造に過ぎないのです。このアミノ酸配列が身体の全ての成分と相互作用し、間接的に行動のような複雑な結果に影響していくことになります。どんなに単純な行動に対しても多くの遺伝子が影響しています。例えば、細菌の正常な運動でも、少なくとも40の遺伝子が関与しています。どの一つの遺伝子でさえも、細菌の運動能力を大きく変えてしまうのです。一つの遺伝子が多くの行動に影響するために、さらに複雑化は増していきます。
さて、どのような犬を作り上げるのか、ということには遺伝と遺伝選択という2つの観点で考えていくことが必要です。遺伝は親犬から受け継がれるものですが、また、その選択も親犬から受け継がれる可能性があります。実際の表現形はその選択により決定されます。例えば、同腹犬は同じ遺伝子を持ちますが、その選択に相違があるために異なる表現形を示していきます。カタナ犬舎のドゴ・アルヘンティーノはこの2つの観点から繁殖に使用するドゴを選び抜いているわけです。
以下に進む前に、ドゴ・アルヘンティーノとは何であって何でないのかを理解することが大切です。ドゴはレトリーバーのような気性の犬であってはなりません(レトリーバーは穏やかな性質こそが良い気性であり、ドゴはデュアル・マインドこそが良い気性です)。現地においてドゴは銃よりも信頼できる防衛手段であり、ハンティングにおいても誰よりも信頼できる相棒です。この犬種において良い気性というのは高い弁別性をその直感の中に秘めていることです。ある人々には多くの絶大なる愛情を示し、その他の人々や獣に対しては野獣を超えたアグレッションを持たなくてはいけません。こうした精神構造や機能性を捨て去ったとき、ドゴは単なる白い大型犬になるということを忘れてはなりません。こうした知識と信念なしではこの犬種を心から愛することはできなくなるのです。比喩的に言えば、ドゴは野生のピューマに一対一で99%勝たなくてはならない犬種なのです。
選択繁殖をするためにはブリーダーがこの犬種を理解した上で、目標を明確に定める必要があります。本邦におけるドゴのブリードの多くは明確な目標を持たない、あるいは目標があってもそれは「願い」であり、選択繁殖のために選択される犬、あるいは、選択繁殖に関する知識を持ちません。また、海外の有名なブリーダーの多くは商人であり、ショーで勝てるドゴを作り上げることから逃れることが出来ない状況です。ではドゴ・アルヘンティーノの選択繁殖の目標となる軸を簡単に述べておきます。
@ 身体的構造(身体的特徴): 顔の特徴、色、歯、体型、顎の強さ、運動性能
A 精神構造(精神的特徴): 人間に対する弁別的反応、他動物に対する反応、訓練性能(知性・活動性)
B 健康: 目、耳、鼻、股関節、内臓疾患
概ね以上のような三つの軸から選択繁殖は行われていきます。
1.ショー・ドッグの作出: @では顔の特徴、白色、歯のシザーズ・バイトと欠歯の除外、胸の広さと少し大型でファットな体型(FCIスタンダードおよび見栄え)が重要視されていきます。顎の強さや運動性能は無関連です。Aでは誰に対しても穏やかに反応すること、他動物に対しても穏やかに反応することが要求されます。訓練性能は無関連です。Bでは難聴でないこと、股関節形成不全でないことが要求されます。視覚、臭覚、内臓疾患は無関連です。
2.カタナの作出: @ではオールド・スタンダードでファットではない体型、顎の強さと運動性能(関節の付き方)が最重要視されます。顔の特徴、色、歯は無関連です。Aでは本犬種の特徴であるデュアル・マインドが重視されます。それは飼い主家族に対する穏やかさと、他者に対する警戒と他動物に対するアグレッション(これは獣猟犬として重要な気性)です。また、訓練性能が重視されます。Bでは視覚、臭覚、聴覚、関節の構造が重要視されます。
要約すると、ショー・ブリードのドゴ・アルヘンティーノは、美的構造、美的健康、弁別性のない穏やかさが重視されます。一方で、カタナ・ブリードのドゴ・アルヘンティーノは機能的構造(特に前足の関節に私たちはこだわりを持つ)、機能的健康、デュアル・マインド(これはドゴという犬種に特徴付けられるテンパー、すなわち、気性である。飼い主家族に対する深い愛情と他動物に関するアグレッション反応。ドゴにおいて気性の良い犬というのは、この両面的性質を示す)と訓練性能(知的能力と活動性)が重視されます。
これらの目標の違いは遺伝子を決めるための親犬のブロッド・ラインの選択を決定することに関連しますが、また、その親犬とそのブロッド・ラインがどのような活動をしていたかは遺伝子ではなく遺伝子選択に関わっているのです。例えば、本国や欧州の有名なブリーダーの多くは、ショー・ブリードを目標として犬を選択するので、遺伝子としては機能性が奪われています。また、その犬たちの多くの活動はショーですから、遺伝子選択はどこまでいってもショー・ブリードです。すなわち、ドゴという犬種の性質や機能性は奪われてしまっているということになります。近年、こうした批判に対して、欧州の有名ブリーダーがワイルド・ボアー・テストを行っていたりしますが、それはあくまでもテストであり、活動ではないので、遺伝子選択に影響を与えることはないのです。すなわち、犬を売るためのパフォーマンスということになります。また、欧州のFEDAは機能性を取り戻すために、大きくないドゴを重視しています。すなわち、大きい犬は機能性が低くなることに配慮した考え方です。これはこれまでのショー・ブリードよりはベターな選択です。しかし、難しいことではありますが、これがベストということではありません。苦肉の策なのです。
では、例えば、ハンティングなどの活動をさせることだけで、機能的なドゴが創造できるでしょうか。この答えは明らかに「ノー」です。なぜならば、遺伝子に機能性における優秀な血が刻まれていない限り、遺伝子選択される遺伝子自体が優秀な機能性を持たないからです。また、今日の遺伝学では、牝犬の特別な重要性を証明していません(逆に、牡犬の特別な重要性も証明していません)。しかしながら、イギリスのトップ・ブリーダーであるブルース・ロウ氏は、馬の世界の既定を犬に応用し、ブリーディングにおいて牝犬の血統が特別に重要であるとしています。従って、カタナ・ブリードでは、ブリードに使用される牝犬に必ず世界最高峰の機能性を誇るドゴ(及びその血統)が使用されています。牝犬がどこまでいってもショー系であるならば、遺伝子的にも遺伝子選択的にも機能的に優秀な牡を用いたとしても、機能的な犬が作られる可能性は確率から考えると、困難です。さらに、カタナ犬舎におけるすべてのドゴは機能性を高める多くの訓練が日々行われています。これは遺伝子選択に影響を与えます。すなわち、私たちがブリーディングに使用する個体を決定する上で重要な因子を明らかにするものです。
以上、簡単にカタナ・ブリードについて述べてきましたが、詳細について述べることはしません。しかし、全ての仔犬を完全な犬にはできないことは事実なのです。特に遺伝子選択の確率論は今後の先端研究の進行を待たなくてはなりません。最終的に、遺伝というのは確率の問題であり、私たちはその確率にわずかな影響を与えることしかできないのです。
カタナ犬舎はドゴ・アルヘンティーノの過去15年の歴史の中で最高の牡犬と言われている
Audacity Cuatrero を現在、所有しています。しかし、私の知るドゴ・アルヘンティーノの中で、カタナ犬舎の
Audacity Katana を越えるドゴに出会うことができません。2004年のF.E.D.A.の創立記念ドッグ・ショー、2005年のワールド・ドッグ・ショーを通じて、彼を越える怪物を見つけることができませんでした。彼はピューマのようにしなやかで強靭な身体構造と強い気性、私たちに対する多くの愛情を持つドゴでした。
Ch.DACJ 2005 Audacity Katana
The Best Dogo in my mind
さて、では現時点においてカタナ犬舎が誇るドゴは何かと言うと、牡犬では
Alpataco de La Katana 及び Katana Antares del Lirio Blanco です。彼らは私の考えでは、国内で最高の牡のドゴであり、F.E.D.A.でも彼らに勝てる犬はほぼいないと思います。では牝犬はと言うと、Katana Catriela de La Cocha、Anastasia de La Katana、そして Rumba de La Katana が素晴らしいです。彼らは種牡、台牝として今後活躍していくことでしょう。国内のドゴ・ファンの皆様、乞うご期待ください。
Anastasia de La Katana and Katana Catriela de La Cocha
at Ichinomiya Dog Training Center
La Katana Puppies
ドゴ・アルヘンティーノを飼ってみたいと真剣に考える皆様へ
これまでドゴ・アルヘンティーノを飼いたいと考える方々からいくつかの共通する質問がなされているので、ここでその共通する質問にお答えしておきたいと思います。
1.大型犬をはじめて飼う人でも飼えますか?: あまりお勧めできません。特に、牡犬は第三者や他の犬や動物にアグレッシブな性質を示します。皮のリードが壊れてしまうほどのことも私は数回経験しています。大型犬の飼育に関して初心者の方は牝犬を飼育し、ドゴという犬種を理解することからはじめるか、あるいは、カタナ犬舎に常に相談しながら犬を訓練し、飼育していくことをお勧めします。
2.番犬にしたいので、攻撃的に育てたいのですが、どうすれば良いですか?: こうした飼育の仕方はあまりお勧めしません。なるべく人に慣れるように仔犬の頃から多くの人々に触れ合わせてください。それでも充分にドゴはアグレッシブな性質を有する犬種です。あまり意図的に攻撃的に育てようとすると、後に多くの問題を抱えることになるでしょう。訓練をしなくともドゴはガードドッグとしての素質を充分に持っています。アウグスティン氏は言いました。「泥棒が家に侵入したとき、犬が鳴くことで、飼い主はその侵入に気がつくであろう。ドゴの場合、人間の叫び声が聞こえることで、飼い主はその侵入に気がつくであろう。」
3.ピット・ブルの血は入っていますか?: ピット・ブルの血は入っていません。スペインの古い闘犬が基礎に作出されたことは事実ですが、作出者が重要視したことの一つは犬同士で喧嘩をしないことでした。しかし、牡犬同士では何かを契機に喧嘩をすることがあり、また、喧嘩をすると大人一人では全く止めることができないので、充分な注意が必要です。カタナ犬舎では、一歳を過ぎた牡のドゴを一緒にすることはありません。また、現地の狩猟においても牡が二頭以上入るときは、多くの場合、一頭の成犬と一歳未満の若犬です。
4.ピット・ブルと似ていますか?: ドゴとピット・ブルは私の視点において全く似ていません。ドゴはピット・ブルのように常に活動を求めるようなエネルギッシュな犬種ではありません。もう少し、ぼんやりとしていて、ぼーっと空を眺めてあくびをし、昼寝が大好きな犬種です。しかしながら、大型獣に対してはまさに悪魔のようです。大型獣に対して、真っ向勝負を挑みます。咬んだら放しません。放すことは即、死を意味しているからです。かと言って、飼い主や仲間の犬とおもちゃの引っ張り合いをするようなときに、強い咬みを見せることはありません。このおかしな性質を持つのがドゴという犬種です。
5.ピット・ブルとどちらが強いですか?: ドゴは闘犬ではありません。ドゴは獣猟犬であり、ガードドッグです。知性と愛情溢れる家庭犬であり、大型獣猟のために特殊に作られた犬種です。闘犬として特殊に作られた犬種ではありません。純粋なドゴが国内において闘犬に使用された記録は私の知る限りありません。純粋なドゴで、かつ、機能性の高いラインのドゴに闘犬師が出会う機会もありません。カタナ犬舎では、闘犬を目的とした方々に犬舎見学を認めていませんし、また、仔犬をお譲りすることもありません。また、こうした質問をする方で実際にカタナ犬舎のドゴを譲り受けた方もいません。
6.ドゴ・アルヘンティーノはショー用や猟犬用・闘犬用があるんですか?: ドゴにはショー用や猟犬用という区分は存在しません。ましてや闘犬用など存在しません。コルドバで使用されている闘犬はドゴとピットやロットワイラーなどの混血犬であり、この犬種を作出したマルティネス・ファミリーはそれを忌み嫌っています。さて、ショー用・猟犬用といった区分に関してですが、多くの場合、生まれた仔犬の中でスタンダードにより近い犬をショー用として、そうでない犬を猟犬や家庭犬用として提供されていきます。従って、ショー用・猟犬用という区分は存在しません。しかしながら、運動性能と性格の強いラインというものは確かに存在します。こうしたラインでない犬を猟犬として使用してみることもできますが、真に機能的なラインは素晴らしい性能を発揮します。カタナ犬舎が提供するラインは単なるショー用、あるいは猟犬用と言われるラインと一線を画するラインの犬たちです。
7.ドゴ・アルヘンティーノを輸入していただけますか?: もちろん輸入できます。私たちは単なるチャンピオンの直子やそうしたラインを輸入することはあまり薦めません(ちなみにそうしたドゴを輸入することは簡単です)。カタナ犬舎が輸入するときは、特別な犬でなくてはならないという自負を持っています。従って、一年半の猶予をいただきたいとお応えしています。また、カタナ犬舎のブリードは現時点において国際的評価を得ているということです。この犬種の過去15年における最高の犬である
Carancho、Alef、Indio、さらに Estuque をも超える Audacity Katana や Audacity Cuatrero を私たちは所有しています。また、コルドバの最強のハンターである
Tango の直子を所有しており、この二つのラインを使用し、ブリードを行っている犬舎は世界中のどこにも存在しません。
8.カタナ犬舎のドゴを見学できますか?: もちろん見学に関しては心から歓迎いたします。カタナ犬舎を見学に来た方々はドゴが大好きになることでしょう。ある人は、Quore
のような防衛本能と知性溢れるドゴが欲しいと言います。また、ある人は、怪物
Audacity Katana を見て、これは怪物だ、こんな野生的なドゴははじめて見たと言い、ドゴに魅了されます。また、ある人は
Dulce Grosella の運動能力に驚愕し言葉を失います。私たちは犬の繁殖で生活をしているのではないので、単なる見学でもドゴを多くの方に知ってもらえる限り歓迎しています。しかしながら、いくつかの理由においてはお断りする場合もあります。
9.ドゴはガードドッグとして優秀ですか?: ドゴはガードドッグとして非の打ち所がありません。カタナ犬舎ではドゴ・アルヘンティーノの防衛訓練を行っています。しかし、むやみに防衛訓練をすることは禁物です。人間に対する愛情を育み、また、服従訓練を充分に習得した後、防衛訓練を行っていきます。カタナ犬舎では、Ch.JPN.
Quore が優秀な防衛訓練犬です。ドゴの服従訓練、防衛訓練、また、狩猟訓練に関しては常にご相談下さい。
10.大型のドゴが欲しいのですが・・・: 大型犬は大型であると確かに立派に見えます。しかしながら、大型になるということは単にものの大小を意味しているのではありません。大型になるということは、体長(体高)と表面積と体積(質量)の増加曲線が相互に非線型の関係にあることから、それらのバランスを崩してしまうことを意味します。長さが変化するとき、表面積はその2乗に、体積はその3乗に比例して増減します。表面積は体積の3分の2乗に比例します。そのような非線形の関係を持つことから、わずかなスタンダード・オーバーでも、身体を冷やすために常にハアハアと喘いでいなければ、酸素の補給が難しい状態になります。また、血管はその大型化に対して、相対的に細く、血液循環の抵抗が増大し、心臓を中心とした内臓にも多くの負担をかけ続ける結果となります。結果的に、オーバー・スタンダードのドゴは実猟において100%制限を有します。
仔犬の予約および輸入相談について常時受け付けております。
ドゴ・アルヘンティーノの購入を希望される方々へ: カタナ犬舎は機能的で知性と愛情に溢れたドゴ・アルヘンティーノをライン・ブリードしている国内で唯一の犬舎です。また、チャンピオンを獲得したドゴや訓練認定を受けたドゴを所有する国内唯一の犬舎でもあります。最良の犬を購入するために、また、最良の犬を輸入するためにはお互いの信頼関係が大切です。本犬舎は、FCAおよびアルゼンチン他各国のクラブの代表をはじめ、ユリセス・D・アンドレア・ノレス氏と犬種創造者家族、フェルナンド・E・モレノ氏、アルバート・ガーフィンケル氏、アレジャンドロ・マルセロ氏、マルセロ・フェルナンデス氏、イタリアのポール・ヴィアニーニ氏、さらにアメリカのティモシー・パー氏らとの協力関係を保ち、典型的なドゴを国内および海外に紹介しています。お気軽にご相談下さい。 以下に本犬舎が提携するアルゼンチンの犬舎を紹介します。
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